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〜前回のあらすじ〜
小さい頃から絵がまあまあ描けることによって自信過剰になった私は
実力が無いことに目を背けながらも美大を受験することにしました。
推薦入試で落ちた
某M美大を第一志望にしていた私は自信満々に推薦入試を受けて玉砕しました。
結構驚かれるのですが、最近の美大には絵を描かなくても受験できる学科があります。
もちろん絵が描ける方が物事が伝えやすかったり色々な面で強いのですが、
最近は多種多様な生徒を集めたいようです。実技試験一切無し(学力のみ)の枠もあります。
そんなわけで、絵を描かない試験の学科の推薦入試を受けました。
試験内容はあらかじめグループが組まれ、各々の企画についてディスカッションするという内容。
私は学校で練習してきたので自信満々に大暴れしてきました。
同じチームのやたらカタカナを使う子に
「それは○○のメタファーということですか?」「つまりはインスタレーションということですね?」
などと当時は意味が分からない言葉を並べ立てられ答えられずタジタジになり・・・。
その後の面接で上手く反省することもできず見事に落ちました。
同校の友人と予備校へ通うもデッサン力にお手上げ
一般入試に向けて勉強をしようと思った頃、同じ学校を受ける優しい友人が
美術予備校に誘ってくれました。
初めてのデッサン講義の時、私は鉛筆もまともに削れませんでした。
入試の日まで残り2ヶ月くらいの出来事です。
予備校の先生から「もうデッサンだと間に合わない」と言われました。
そりゃそうだ。高校1年か2年の頃から予備校に通ってデッサンしてる人に敵うわけない。
すごい舐めてましたね。
どういうわけか合格してしまう
結局デッサンが無理なので文章を書く試験を受けました。
これに関してはほんとにセオリーを踏めば一定の点は取れる試験です。
で、合格してしまいました。
張り切りまくる美大ライフ
ぼちぼちの難関校に受かってしまったことと、美術系高校に通っていたことで
一般高校から来た人より一歩先に行っていると思い込み、さらに自信過剰になりました。
当時の心境はよく分かりませんが、
「私は出来るぞ」っていうのをアピールしたかったんでしょうね。
講義での質問コーナーとか感想を述べる部分でやたら挙手して発言していましたね。
一方で絵の練習とかPCの技術の習得とかはそんなにしていませんでした。
実力不足が露呈する
3年生の時から個人で作品制作をするカリキュラムでした。
そこで初めて同学年の人の作品を見ることができました。
愕然としました。
みんな作りたいものがハッキリしてるんですよね。そして下地がある。
それに比べて私は志望動機も後々思えばボンヤリしていて(色々な表現を学びたい)
さらに努力が苦手なので基礎力が全然無いことが露呈してしまいました。
自信と自尊心が無くなる
さらに友人と自主制作をしていたときにこの「基礎力がない」ことが原因で
グループ制作が空中分解直前になり危うく未完成になりかける局面を生み出してしまいます。
そのような出来事から、努力できない自分が心底嫌いになり、それでも努力できなくて
自信と自尊心を失い、今まで勢いだけはあったのにそれも無くなりました。
自分は特別だと思ってたけど
幼少期絵を描くと褒められた。その時の感覚のまま美大へ飛び込んだ結果、
本当にモチベーションが高くて努力出来る人たちの中では凡人以下だったのです。
正に井の中の蛙、お山の大将。
自分の欠点から目を背けないで
こんなことになったそもそもの原因は
「自分の欠点が分かっていながらも改善できなかった」ことです。
自分の欠点と向き合うのってとても辛いです。痛いです。苦しいです。
でもそこから更に目を背けてしまってはこれ以上向上できません・・・。
幸い、今私は「デザイン」にハマり、日々勉強をしています。
今までのことを反省して、足りない部分を見つけては改善することにしました。
勉強すればするほど、新しい世界が広がってとても楽しいです。
上達するにつれて自信もついてきました。
何年もずーーっと現実から逃げ続けていたけど、もう逃げないです。
この先の人生を素晴らしく出来るのは自分の行動だけなのですから。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
それではまた次回の投稿で!
